介護福祉士 必要な科目

介護福祉士になるために必要な科目

私は、介護職員になり立ちの頃、受験の条件である実務経験を3年積んで介護福祉士の資格を取ろうと心に決めていました。

 

しかし、いろいろ調べると、まるで医師が学ぶような人体についてや、法律家が学ぶような社会福祉、老人福祉、障害者福祉などの勉強が必要だと分かり、これは中途半端な気持ちでは合格しないなと思いました。

 

通信教育の教科の数は、実に13科目(介護概論、介護技術、形態別介護技術、医学一般、精神保健、社会福祉論、老人福祉論、社会福祉援助技術、レクリエーション活動援助法、老人、障害者の心理、障害者福祉論、リハビリテーション論、家政学概論)に及びます。もちろん、介護技術の有無も問われます。

 

私は、「介護技術講習会」を受けたので、実技試験を免除してもらいました。せっかく筆記試験が受かっても実技試験で落ちてしまうという不安が取り除かれます。実技試験を免れるのですから、費用はそれなりにかかりました。

 

4日間終日、講義と演習を行います。内容は、介護過程の展開、コミュニケーション技術、移動の介護、排泄の介護、衣服の介護、食事の介護、入浴の介護、合計32時間です。費用は59800円でした。

 

この講習会に集まっている人達はすでに介護の仕事をしている方達ばかりです。数年前に受けた介護職員初任者研修とは、雰囲気が違っていました。移動の介護の練習をしていると、時々講師の方に、「あなた、いつも利用者さんにこんな介助の仕方をしているの?」と指摘され、泣きそうになったこともありました。

 

それもこれも介護福祉士の資格を安全にとるためと思い、何とか修了証を手にすることが出来ました。その後の筆記試験にも合格し、晴れて介護福祉士になれたというわけです。

 

資格を持っていることはステータスでもありますが、最近ケアをしている障害者の利用者さんはよくこう言います。「資格を持ってても心がない人はお断り、資格がなくても心がある人にケアしてほしい。」と。それはよく分かるのですが、この世の中どうしても一定の努力の足跡をはかる「資格」社会なのです。