介護福祉士 試験

介護福祉士の試験概要について

2014年度における、介護福祉士の国家資格の取得方法と現行の試験については、先述の通りです。試験は、年に1回となっており、例年、1月下旬に第1次試験(筆記)、3月上旬に第2次試験(実技)が実施されています。

 

現行では、2005年度実施の第18回介護福祉士試験以降、「介護技術講習会」を修了した人に対しては、実技試験が免除されています。「介護技術講習会」は、介護技術のレベルアップと質の向上を目的として設定されたもの。

 

厚生労働大臣が指定した介護福祉士指定養成施設などの設置者が、あらかじめ厚生労働大臣に届け出て、実施されている講習会です。

 

一方、2015年度(第28回試験)からの大きな変更点もあります。それは、介護福祉士の資格取得を希望するすべての人に「実務者研修」の修了が義務付けられたことです。

 

以前は、養成施設で学んだ人に対しては、養成施設の修了によって国家資格を取得できましたが、2015年度以降、「実務者研修」を修了していないと、介護福祉士試験の受験資格を得ることができません。

 

一方、実務経験を積んだひとも、2015年度以降は、実務経験(3年以上)に加えて、「実務者研修」を修了しないと受験資格を得ることはできなくなります。

 

「実務者研修」とは、6カ月間(全450時間)にわたって、介護の基本や介護過程、医療的ケア(喀痰吸引の演習を含む)などの科目を受講し、それを修了すること。

 

厚生労働省が認定した専門学校で受講可能で、首都圏では、介護福祉士実務者養成研修施設として『大原学園』『三幸学園』などの専門学校に、講座が設置されています。※ホームヘルパー2級取得者(介護職員初任者研修を含む)は 130時間が免除。

 

専門学校では、自宅+スクーリング、夜間通学、などのスタイルが選択できます。受講料は、20万円台〜30万円台となっています。一方、受講料が不要な公立の教育機関も。入校条件は45歳以上となりますが、『都立城南職業能力開発センター 介護サービス(実務者研修)科』では、テキスト代の自己負担(2万円くらい)のみとなっています。